軒天井ボード貼り   化粧タルキ仕上げ


<軒天井仕上は洋風建物にはボード貼り、和風建物には化粧タルキ仕上げがよく見かけられます。>
  • 軒天ボード貼りの塗装の仕上には、水性塗料や溶剤塗料が多く施工してある場合があります。塗装方法は現在仕上てある塗料の劣化の下地調整より行ないます、まず現在塗装してある塗料の塗膜の剥離及び浮き部分の箇所を皮スキなどのケレン工具で除去し、塗膜の劣化部(塗膜を手でさわると手に劣化した塗膜の白い粉が付きます)や汚れ・ホコリなどをデッキブラシなどで水洗いと併用して洗い流します。
    塗装方法は隅々を刷毛で先に塗り、残りの部分をローラーで全面に塗り残しのない様に
    塗装します。
    1回塗りで下地の色がかくれない場合は、2回塗りした方が良いです。
    塗料は外部用の水性タイプ塗料が素人には塗りやすく、作業性に優れています。
    水性を使用した刷毛・ローラーは、塗料の洗い汁がでなくなるまで水でよく洗て、
    乾燥させておくと、何回でも使用できます。

  • 化粧タルキ仕上の場合は、オイルステイン塗装仕上が多く見られます、木材に塗料を浸透させて仕上るタイプなので、劣化の症状としては塗膜が徐々に褪色して行きます。下地調整は、汚れ・埃などをダスター刷毛で清掃又は水洗いなどで素地調整します。
        塗装はオイルステインか防虫・防蟻・防腐材などを混入したステインを木部に十分浸透する様に
    塗装します。雨がかりの箇所には2回〜3回程度塗装した方がより長持ちします。